本を読む時、次回の読み始めの目印に使われるのが「しおり」です。
シンプルなアイテムですが意外に役に立ってくれます。
特に紙の本に愛着がある方には本の相棒といってもよい存在です。
しおりを挟み、本を閉じると今までのストーリーを振り返れたり、次のストーリーを創造することができます。
では、しおりとは一体どんなものなのでしょうか。
今回は「しおり」とは何か・読書に欠かせないしおりについて、どこよりもわかりやすく基礎から徹底解説します。
そもそも「しおり」とは何か?
しおりとは本の読みかけの所に挟むための目印用のアイテムのことです。
簡単にいうと、次に読むための「マーキングアイテム」です。
そのためしおりは読書のお供、本の相棒といわれています。
しおりを漢字で書くと「栞」、または「枝折」と書きます。
ちなみに英語では「Bookmark(ブックマーク)」です。
「しおり」の名前の由来とは?
しおりの名前の由来は、木の枝などを折って道しるべとする「撓る(しほる)」が由来です。
「撓る」は、山道などを歩く時に次の2つの目的で使われていました。
- 1:後に続く人たちを導くための道しるべとして
- 2:帰り道を迷わないための道しるべとして
撓るはその後「枝折る」になり、現在のように本の間に挟む「栞」になりました。
日本の「しおり」の歴史とは?
こちらでは日本のしおりの歴史についてご紹介します。
❶日本に初めてしおりが伝わったのはいつ?
日本に初めてしおりが伝わったのは、奈良時代くらいではないかといわれています。
その根拠は正倉院に納められている「紅牙撥鏤尺(こうげばちるのしゃく)」という象牙でできた物差しが奈良時代に使用されていたからです。
実はこの頃に「日本で初めて使われたしおり」といわれる「象牙の箋(せん)」が中国から仏教の経巻(きょうかん)と共に伝わったといわれています。
おそらくは「遣唐使」が「象牙の箋」を中国から持ち帰ったと思われます。
❷「象牙の箋」に関する解説
象牙の箋とは、象牙でつくられた札のことです。
「箋」という漢字には「重ねたものに差し込む」という意味があるといわれています。
象牙の箋には経巻のどこに何が書かれているのかを一目でわかるように書名や内容の要約が記載されていました。
書籍中に挿入することで、しおりとしてだけでなく検索機能としても使われています。
また仏教の経巻とは、仏教について書かれた書物のことです。
❸日本でのしおりの起源
日本でのしおりの起源は巻物から綴じ本に変わった時ではないかと思われます。
当時の日本では書物といえば巻物のことでした。
巻物とは1枚の長い紙です。
そのためページという概念がありませんでした。
ところが巻物から綴じ本に変わるとページが発生します。
ページが発生することで、どこまで読んだかを忘れないようにするために、しおり(らしきもの)が使われるようになったのではないかと思われます。
❹日本の書物に初めてしおりが登場したのはいつ?
日本の書物に初めてしおりが登場したのは平安時代中期1008年(寛弘5年)頃です。
場所は清少納言の「枕草子」の中です。
そこで登場したのが「ふさけん」と呼ばれるしおりらしきものになります。
「ふさけん」には竹、木、象牙などでつくられた箋が使われていました。
❺江戸時代に入り正式に「しおり」と呼ばれる
江戸時代に入ると、これまで「しおり」らしいものが正式に「しおり」と呼ばれるようになりました。
理由はこれまで位が高い人たちが読んでいた書物を一般庶民が読むようになったからです。
当時は現在のしおりの代わりに紙縒(こより)や草花が使われていました。
また現在のしおりに近いもの(絹で包んだ紙片)が、常陸水戸藩の第2代藩主徳川光圀から後水尾天皇へ献上したという記録が残っています。
そしてこの時のお礼として、後水尾天皇は西行の和歌である「吉野山去年の「しをり」の道かへてまだ見ぬかたの花を尋ねむ」の「しをり」を「枝折(しをり、しおり)」といわれています。
また江戸時代につくられた国語辞書「俚言集覧」太田全斎編に「近世文房の具にシヲリといふものあり、綾綺(あやぎぬ)をもって小幅を造り…云々」と記録されています。
❻日本で初めて印刷された紙製しおりの登場
日本で初めて印刷された紙製しおりが登場したのは明治中期頃だといわれています。
その根拠は当時印刷技術が飛躍的に発展し、しおりを印刷していた記録が残っているからです。
研究者によると日本で初めてのしおりは春陽堂が発行した尾崎紅葉の「三人妻」の付録だった「短冊形の厚紙製しおり」といわれています。
しおりの表面には春陽堂社長の「小説出版の黄金時代を」というあいさつ文がのせられていました。
❼日本で挟み込む「しおり」が流行したのはいつ?
日本で挟み込む「しおり」が流行したのは明治36、7年頃です。
当時は「絹の編物のしおり」がつくられていました。
これ以降「しおり」はさまざまな材質や形のものがつくられるようになります。
❽日本で栞紐が始まったのはいつ?
日本で栞紐が始まったのは1914年(大正3年)に有朋堂書店から発行された「南総里見八犬伝」からといわれています。
栞紐の読み方は「しおりひも」と読みます。
栞紐とは本の背表紙の上に固定してあるひも状のしおりのことです。
ちなみに「南総里見八犬伝」の原本は江戸時代後期の1842年(天保13年)に全98巻、106冊で完結しています。
❾日本でしおりが広く普及したのはいつ?
日本でしおりが広く普及したのは大正時代以降です。
その根拠は大正時代になると本が一般市民に手が届く存在になったからです。
これによりしおりも一般に広く普及するようになりました。
❿戦時中のしおりの使われ方
戦時中のしおりは国民の戦意高揚を促すために使われていました。
いわゆる「プロパガンダ」です。
現在でも残っているのは当時の大阪毎日新聞社(現・毎日新聞社)が発行していた大毎小学生新聞のしおりです。
表面には当時の軍人たちのイラスト、裏面には軍歌が印刷されていました。
また靖国神社と回転式カレンダーというしおり、子どもに兵隊さんへの慰問をすすめるしおりなどさまざまな戦意高揚のしおりがつくられていました。
⓫戦後のしおりの変化
戦争が終わり、平和な時代に変わるとしおりもその在り方が変化します。
戦後に出版業界が隆盛したことで、しおりのデザインも進化し、よりカラフルでポップなデザインのものが登場します。
しおりとしての当たり前の機能だけでなく、見るもの、楽しむものという「付加価値」を提供する存在になりました。
海外の「しおり」の歴史とは?
こちらでは海外のしおりの歴史についてご紹介します。
❶世界最古のしおりとは?
世界最古のしおりは6世紀のコプト語の古書に付随していた「レザー製のしおり」といわれています。
コプト語とは、古代エジプト語の最終段階の言語のことです。
コプト語は当時エジプトに住むキリスト教徒によって広く使われていたといわれています。
❷絵画に描かれていたしおり
しおりは絵画にも描かれています。
有名なものは1435年頃にヤン・ファン・エイクが描いた「宰相ロランの聖母」の中に、棒のような大きなしおりがあります。
❸西洋におけるしおりの起源
西洋におけるしおりの起源はキリスト教修道院内で聖職者たちのある行為がきっかけです。
聖職者たちは聖書を途中で閉じた時に、次回すぐに読み始められるように聖衣の一部を挟むようになりました。
その後、聖衣の代わりに金属製・布製のしおり(ブックマーク)がつくられます。
❹イギリスのしおりの歴史
イギリスは19世紀初め頃(1801年)から、一般の書籍に栞紐が付けられていました。
また1900年代に入ると、純銀で作られたブックマーク(しおり)が登場します。
「しおり」の素材の種類とは?
こちらではしおりの素材の種類についてご紹介します。
❶紙素材製しおり
1つ目は紙素材製のしおりです。
紙素材製のしおりとは素材に「紙」が使われているしおりのことになります。
紙素材製しおりの特徴はもっとも種類が多いことです。
一般的には上質紙が主流ですが、アートポスト、和紙、コート紙など、さまざまな紙でつくることができます。
印刷だけでなく、手書きでもできます。
これから初めてしおりをつくる方にはおすすめです。
❷PET素材製しおり
2つ目はPET素材製しおりです。
PET素材製しおりとは「ポリエチレンテレフタレート」と呼ばれる樹脂でつくられるしおりのことになります。
簡単にいうと、ペットボトルや食品用のトレーの素材に使われているものと同じです。
PET素材製しおりの特徴は表面にカラフルな印刷ができ、水に強く、破れにくいことです。
そのためさまざまなキャラやロゴを印刷することができます。
❸木素材製しおり
3つ目は木素材製しおりです。
木素材製しおりとは、ひのき、すぎ、竹などの木材を主原料にしたしおりのことになります。
木素材製しおりの特徴は木の持つぬくもりやネイチャー感が感じられることです。
一般的には純粋無垢な間伐材をスライス加工してつくられています。
カラー印刷、シルク印刷、焼印なども可能です。
❹紐素材製しおり
4つ目は紐素材製しおりです。
紐素材製しおりとは、糸紐、ひも、リボンなどでつくられたしおりのことです。
一般的には本の背表紙の上にのり付けで固定されています。
紐素材製しおりの特徴は書籍の本体に固定されているので、紛失することがないことです。
また「栞紐(しおりひも)」と呼ばれるしおりの先端の穴に通して、おしゃれに演出するアイテムもあります。
❺金属素材製しおり
5つ目は金属素材製しおりです。
金属素材製しおりとは金属をエッチングしてつくったしおりのことになります。
エッチングとは簡単にいうと金属の板の表面を溶かし、デザインや柄を浮かび上がらせる手法のことです。
金属素材製しおりの特徴は4つの加工を組み合わせてつくられていることです。
加工は次の通りです。
- 1:ベタ(加工なし)
- 2:ハーフ(約0.1mm削り)
- 3:メッシュ(柄つき)
- 4:ヌキ(貫通)
この4つの加工を駆使することで多彩なデザインを表現することが可能です。
❻マグネット素材製しおり
6つ目はマグネット素材製しおりです。
マグネット素材製しおりとはマグネット付きのしおりのことになります。
マグネット素材製しおりの特徴はマグネットが付いていることから、一度本に挟むと抜けないことです。
仕組みは1枚のページを表と裏から挟むことでマグネット同士が紙を挟んで引き合ってはずれない仕組みになります。
一度セットすると手動で外さない限り外れないので、しおりをなくしやすい人にはおすすめです。
❼布素材製しおり
7つ目は布素材製しおりです。
布素材製しおりとは布生地で作られたしおりのことになります。
布素材製しおりの特徴は様々な柄や色の布地を使うことで、個性的なデザインのしおりをつくることができることです。
着物や帯の不要素材でつくると和テイストのしおりをつくることが可能です。
❽革素材製しおり
8つ目は革素材製しおりです。
革素材製しおりとは本革、または合成皮革のいずれかの素材でつくられたしおりのことになります。
革素材製しおりの特徴は使い込むほど、深い味わいが出てくることです。
ビンテージ感があり、しおりに自分だけの物語を刻むことができます。
❾花・葉っぱのしおり
9つ目は花・葉っぱのしおりです。
花・葉っぱのしおりとは、花や葉っぱなどの植物を使ってつくるしおりのことになります。
花・葉っぱのしおりの特徴は「押し花」加工をしてつくられていることです。
押し花とは、花や葉に圧力をかけてフラットにして乾燥させたものです。
注意点は押し花に向いている植物を選択することになります。
押し花に向いている花は、水分が少なく花弁が薄いものがおすすめです。
❿真珠付きしおり
10個目は真珠付きしおりです。
真珠付きしおりとは、しおり本体の一部に真珠が付けられているしおりのことになります。
真珠付きしおりの特徴は真珠の部分が書籍から出ているのでラグジュアリーな演出ができることです。
「しおり」のジャンルの種類とは?
こちらではしおりのジャンルの種類についてご紹介します。
①紙のしおり
1つ目は紙のしおりです。
紙のしおりとは、上質紙などに印刷された短冊型のしおりのことになります。
紙のしおりの特徴は一般的に本のタイトル、著者名、出版社のロゴなどが印刷されていることです。
しおりの中でももっともポピュラーなしおりです。
②文字のしおり
2つ目は切り文字のしおりです。
切り文字のしおりとは文字をそのままの形でしおりにしたものになります。
切り文字のしおりの特徴は言葉がフォントごと切り取られたような巧緻で美しいデザインで、文字そのものが立体的に浮かび上がって見えることです。
文字にはお城、人物の名称、インパクトのある言葉などが使われています。
また手渡すだけで気持ちが伝わり、相手の反応を直接感じることができることから、新しいコミュニケーションツールや贈り物としても活用されています。
本好きの方にはもちろん、愛の告白、ご当地のお土産、合格祈願など、さまざまなシーンで活用いただけます。
また、しおりの概念を超え企業の周年記念品やアイドル、アーティスト、プロ野球球団とのコラボレーションなどの刺激的なコンテンツ展開もしています。
文字のしおりはしおりの概念を超え、新たな出会いが新たな発想を生み、新たな仕掛けにつながる刺激的なコンテンツとして、その世界観はとどまることなく広がっています。
③アニメキャラしおり
3つ目はアニメキャラしおりです。
アニメキャラしおりとは、アニメのキャラを印刷したしおりのことになります。
アニメキャラしおりの特徴はコレクションアイテムとしておすすめなことです。
メジャー、マイナーなどさまざまなアニメキャラのしおりがあります。
非常に人気なので、現在次々に新作がでている状況です。
④お守り型しおり
4つ目がお守り型しおりです。
お守り型しおりとは「お守り」のようなデザインをしているしおりのことになります。
お守り型しおりの特徴は単にしおりとしてだけでなく縁起物、祈願物として使えることです。
本体の正面には「合格祈願」「健康祈願」「無病息災」「家系繁栄」などの縁起が良い四文字熟語が書かれています。
⑤透かし模様しおり
5つ目は透かし模様しおりです。
透かし模様しおりとは、透かし彫りなどの細工がされたしおりのことになります。
透かし模様しおりの特徴は精巧で、影絵のようなデザインができることです。
光の透過性が美しく、古典的手法ながら現代的なデザインも表現可能です。
真鍮や銀などに施すと、高級感があるしおりがつくれます。
⑥花柄しおり
6つ目は花柄しおりです。
花柄しおりとは花をデザインしたイラストを透明素材に印刷したしおりのことになります。
書籍だけでなく、日記、手帳、ノートなどのしおりとしても使うことができます。
花柄しおりの特徴はデザイン性が高く、アートやインテリアとしても十分通用することです。
また種類が多く、各月に見頃をむかえる花のシリーズがあるので、毎月入れ替えることができます。
⑦鳥の羽型しおり
7つ目は鳥の羽型しおりです。
鳥の羽型しおりとは鳥の羽をモチーフにしたしおりのことになります。
素材には主に金属が使われています。
鳥の羽型しおりの特徴は金属ならではの重厚感があることです。
真鍮、ステンレス、アルミ、鉄など、様々な金属で作られており、色は金か銀色です。
ただしデメリットがあり、本がキズつくおそれがあります。
⑧クリップ型しおり
8つ目はクリップ型のしおりです。
クリップ型のしおりとは、構造がクリップになっており、ページの一部を挟んで使うしおりのことになります。
クリップ型しおりの特徴は本体部がクリップで、本体の上部に動物やキャラクターなどが付いていることです。
カワイイ文具が好きな方にはおすすめです。
⑨動物型しおりペン
9つ目は動物型しおりペンです。
動物型しおりペンの特徴は先端にボールペンが付いていることです。
構造は動物が腕と体でページを挟む仕組みになっています。
書籍よりも、文字を書く手帳やノートのしおりとしておすすめです。
動物が本の間からひょっこり顔を出しているのでカワイイですよ。
⑩蒔絵しおり
10個目は蒔絵しおりです。
蒔絵しおりとは漆工芸の技術を使い蒔絵で絵柄を描いたしおりのことです。
一般的には「スクリーン蒔絵」の手法が使われています。
蒔絵しおりの特徴は「和」をモチーフにした絵柄が多く、日本の美しさを表現していることです。
しおりとしてだけでなく、コレクションとしてもおすすめですよ。
⑪リボン型しおり
11個目はリボン型しおりです。
リボン型しおりとは、リボンの形状をしているしおりのことです。
デザインには「切り絵」のようなものが採用されています。
リボン型しおりの特徴はインテリアに向いていることです。
しおりの部分だけを本に挟み「切り絵」の部分を本の外に出すことでおしゃれなインテリアとしても使うことができます。
デザインにはリーフ、フラワー、アニマル、ジュエリー、キャラクター(文字)などがあります。
⑫チェーン型しおり
12個目はチェーン型しおりです。
チェーン型しおりとは金属製のチェーンが付いたしおりです。
チェーン型しおりの特徴はペンダントのような形で、本体のしおりには金属製のアイコンが取り付けられています。
アイコンには動物、果物、花、虹など若い女性が好むようなキャラ・デザインが採用されています。
初心者の「しおり」の選び方とは?
初心者のしおりの選び方は本にぴったりなサイズのしおりを選ぶことをおすすめします。
理由は次の通りです。
❶前回のページを一発で開くことができる
本にぴったりなサイズのしおりを選ぶことで前回のページを一発で開くことができます。
もししおりが本に対して小さすぎると、内側に隠れてしまい、引っかかって出てこないかもしれません。
また、大きすぎるとページからはみ出してしまい、邪魔になってしまいます。
❷見た目が良く見える
本にぴったりなサイズのしおりを選ぶことで見た目が良く見えます。
本のサイズに合ってないしおりを選ぶと、見た目が悪くなり印象が悪くなるかもしれません。
ところが本のサイズに合ったしおりを選ぶことで、本としおりが一体となり、見た目が良く見えるので印象も良く見えます。
「しおり」を使うメリットとは?
こちらではしおりを使うメリットについてご紹介します。
❶読みかけのページにすぐに戻ることができる
しおりを使うと、読みかけのページにすぐに戻ることができます。
もししおりを挟んでいないと、続きを読みたいと思った時にすぐに再開することができません。
最悪、自分の記憶を頼りに前回どこでストップしたかを思い出しながら探す必要があります。
そうなると読書が楽しくなくなります。
ところがしおりさえ挟んでおけば、一瞬で読みかけのページに戻ることができ、読書の熱量を途切れさせることがありません。
❷本のページの角を折り曲げなくて済む
しおりを使うと、本のページの角を折り曲げなくて済みます。
読書を途中で止めたい時に、しおりがないとついページの角を折り曲げてしまうことがあります。
ずっと、とっておきたい本の場合は、ちょっと後ろめたさが出てくるかもしれません。
ところがしおりを使えば、ページの角を折り曲げる必要がなくなります。
結果、大切な本をキレイな状態で保存することが可能です。
しおりを使うことで、本の見た目寿命を延ばし、いつまでもキレイな状態の本を持ち続けることができます。
❸読んだ進み具合を一瞬で把握できる
しおりを使うと、読んだ進み具合を一瞬で把握できます。
電子書籍にはページの表示機能があります。
ただし数字なので、本を読んだ進み具合が一瞬でわかりにくいのがデメリットです。
例えば、ページ数が多い本を読む場合、ページは表示されますがあとどれくらいで読み終わるかを直感的に把握できないので結構ストレスです。
ところがしおりを挟むと、あとどれくらいで読み終わるかが一目見て把握できるので、達成感があり、最後の追い込みをかける気力が沸き起こります。
まとめ
今回は「しおり」とは何か・読書に欠かせないしおりについてご紹介しました。
しおりは単なる本の目印ではありません。
読者を途中で迷子にさせないための大事な道しるべです。
読書の旅を彩ってくれ、きっと豊かな読書体験のお手伝いをしてくれることでしょう。
ぜひ、あなたの本にぴったりなしおりをお探しになってみませんか。